現地時間6日(水曜日)AFCアジアカップ2007予選・グループAのイエメンと日本の一戦が行なわれ、日本はロスタイムの我那覇選手のゴールで1対0と勝利を収めました。

 標高約2300メートルと言う慣れない場所で苦戦していましたが、なんとか勝つことができて良かったですニコニコ


 サッカーの日本代表は6日、イエメンのサヌアでアジアカップ予選A組第4戦のイエメン戦を行い、1-0で辛勝した。日本は後半ロスタイム、交代出場の我那覇が値千金の決勝ゴールを挙げた。日本は3勝1敗で勝ち点を9に伸ばした。


 日本の布陣は3-5-2。先発はGK川口、最終ラインに坪井、闘莉王、阿部、中盤に三都主、加地、鈴木、遠藤、羽生、前線に巻、田中達が名を連ねた。


 慣れない高地と劣悪なピッチコンディションの中、日本はしばらく試合の組み立てに苦慮した。狙いとする細かいパスまわしはボールの不規則な弾みでたびたび途絶え、イエメン陣内で試合を進めながらもゴールに迫れない時間帯が続いた。


 それでも、前半23分、巻、羽生、田中達の間で連携プレーを見せると、同32分には、右サイドを突破した田中達のクロスから巻がヘディングシュート。同37分にも田中達のスルーパスからペナルティーエリア内で巻がシュートを放ち、ようやく連動した攻撃を見せた。


 日本は後半の立ち上がりも前半終盤の勢いを維持。後半3分に闘莉王、同6分に交代出場の佐藤寿がシュートを狙い、セットプレーなどからも立て続けにゴールを狙った。しかし、全体的に運動量が落ちて中盤が間延びしてくると、効果的な攻撃の回数が徐々に減少。同27分、佐藤寿の低い折り返しからゴール前でフリーの遠藤が合わせた決定的なシュートもゴールには至らなかった。


 その後も何度か迎えた好機を生かせなかった日本だったが、後半ロスタイム、ゴール前の混戦から我那覇が押し込み、土壇場で勝ち点3を手にした。


 http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/soccer/news/20060907k0000m050126000c.html